今日は神奈川県内の中学校体育館での寄席芸能鑑賞会。
寄席の雰囲気も体感して頂きたく寄席小屋セットを舞台に建て込みました。
最初の丁寧な解説で落語の基礎を覚えてもらい、続いて前座さんによる導入編の短い噺
で落語をふんわりと感じて頂きます。
今回のプログラムは新作と古典が比較できる構成。身構えずに聞く新作落語でニヤリと笑い、
笑点メンバーとしても活躍する師匠による歯切れのよい軽快な話術に大爆笑。
トリの名人師匠の抑揚を利かせた味わい深い古典落語の噺にはクスクス笑いが‥。
合間に挟んだ色物芸の太神楽では素直に驚く歓声と拍手喝采が‥。
いつもとちょっと違った異空間で、いつもときっと違った頭の使い方をしたことでしょう。
そうした時間の中だからこそ発見できる何かがある、と思うのです。(TOKK A.O)